こなすとらべるの旅とかもろもろ。

こなすために旅をする。

広島・宮島・瀬戸田・尾道 1泊2日 こなしきれなかった旅〜2日目〜①広島から三原そして瀬戸田港へ

2日目の朝も早かった。

 

とにかく行きたい場所を早目に周って後でのんびり。

これが私の旅のやり方。

もう少しゆっくりすればよかったなぁと思うことも多いけど、早目に行動したおかげで電車やバスの遅延にも逆に対処できたりすることもあるので、プラマイゼロということにしている。

 

しかし、快適なホテルライフだったせいか、とっても気分がいい。

ケチって優良の温泉(私のプランは素泊まり)にも入らなかったけれど、部屋のシャワーで十分疲れは取れた。

 

部屋のカーテンを開けると、雨は降っていないが、どんより曇り空。

景色が良かったので、早朝の部屋からの眺めを撮ってみた。

しかし、素人故に部屋のテーブルや私らしき人物等が窓ガラスに反映されていたため、UPは断念。

 

そんなわけでグランドプリンスホテルの無料バスで広島駅へと行きたいところだったが、早朝の運行はなかったので、路線バスで広島駅へ向かうことに。

ランドプリンスホテル広島(6:36)発→広島駅(7:18)着だとスケジュール的にバッチリ。

2日目は、三原経由で瀬戸田港→尾道→福山→広島空港→羽田空港といった予定。

 

ランドプリンスホテルから広島駅への路線バスは早朝にも関わらず、平日だったせいか、通勤通学の人が途中で結構乗ってきた。

昨日通って来た道をほぼ引き返す形だったが、元宇品から広島駅までは同じ広島市内でも大分様相が違っていたので、その景色を見ているだけでも楽しかった。

 

ほぼ時間通りに広島駅に到着したが、その頃には大雨だった。

乗車予定の新幹線は(7:26)発の岡山行(ひかり)。

意外と時間がないことに気づき、足早にホームへ。

無事に乗れたけれど、指定席車両から自由席車両まで車内をひたすら歩いた。

自由席は通勤で使っているであろう人が多く、空いている席を探していたら大分歩いた気がする。

そんなわけであっという間に三原駅に到着した。時間通り(7:50)着。

 

そこから徒歩で三原港へ。

雨はまだ少し降っていたものの、大分マシになって来ていた。

三原駅も歴史がある街のようだった。

駅のすぐ側には三原城跡があり、三原港で大分時間が余ったのでゆっくり観てくれば良かったなぁっと後になって思った。写真も撮れば良かった。

何せせっかちなので、ひとり旅だと、間に合わなかったら〜っとつい考えてしまい、早めに行動してしまう。

 

三原港へは8時頃には着いてしまった。

三原港発瀬戸田港行きは8:35発。

随分時間が余ってしまった。

案の定、誰もいない。

人が少ないのは割と好きだが、知らない土地であまりにも人がいないと少しだけ不安になる時がある。かといって誰かに話しかけられたいわけでもない。

適度な世間話は嫌いじゃないが、長くなりそうな世間話は結構苦手だ。

どちらかというと初対面は得意だが2回目は苦手という、2回目コミュ障だと思う。

 

そんなくだらないことを考えながら、

とりあえず券売機で切符を買ってみた。

 

いつもは目の前が海だと、わぁ〜っとなって時間が経つのも忘れそう、、なはずなのだが、この日は生憎の雨まじりの曇り空で、平日だったせいか、港が普段の生活の一部といった感じで、なんだか次の目的地へサクッと移動したい気分だった。

のどかでとても良い場所だったのだが、この日の私は、もうちょっと観光客気分を味わいたかったようだ。

 

仕方なく港の外のベンチでぼーっとしていたら、少し年配の女性がやってきた。

「切符ってどこで買えばいいんでしょうか?」っと聞かれた。

また、地元の人と思われたのだろうか笑

私は、旅行者にしては荷物が割とコンパクトなのと、普段着のせいか旅行中とはあまり思われていないのかもしれない。

「券売機で買えるみたいですよ〜」っといつも買ってますみたいな雰囲気で答えてしまった。

 

船に乗るの、一人じゃないんだ〜っとなんだか心強かった。

まもなく瀬戸田港行の船が来て、私を含め3人乗船した。

しかし、瀬戸田港まで行くのは私だけだった。

あとの二人は途中の港で降りてしまった。

どうやら観光客は私だけだったらしい。

 

瀬戸田港に着くと、乗務員のおじいさんが、船着場に着くやいなや、

ビットにロープをかける前に、

「飛べる?」っと言って来たので、

「はい」と言って、船からひょいと降りた。

「ごめんねぇ〜」っと言われた。

なかなか面白い体験ができた。船に慣れている人ってこういう感じなんだろうなぁっと。

しかし、マスクをしているせいか年配の人には軽快に動ける若者と思われている節がある。

若い子には腰に爆弾を抱えたおばさんということはモロバレなのだが。

 

無事に瀬戸田港についたわけだが、瀬戸田港も、平日のせいか、全然人がいなかった。

見どころはいっぱいあるし、新しいホテルもできたはずだけど。。。

っと思いながら、島の中心部へ向かうことにした。

 

続く