薄れる記憶を呼び起こす〜過去の旅〜2020年秋・ぼっちディズニーがことのほか楽しかった件。その2
シーでの体験は、なんだか拗らせぼっちの体験記みたいになってしまった。
本人、実に楽しかったが、到底楽しかったとは思えないような文面が以下に続くことを最初に謝りたい。
ランド訪問から約1週間後位にシーを訪問。
ランドと同じで11時インだったと思う。
久々のシーは大分変わっていた。
というより、17時以降しか訪問したことがなかったので、辺りが暗すぎて建物も風景もちゃんと見えた試しがなく、今回初めて見る光景にむしろ感動してしまった。
17時以降入場で、辺りが暗い中、手探りで歩いて空いているアトラクションに乗るというのが今までの定番だったが、乗ったことがあるアトラクションといえば、シンドバッド、海底2万マイル、アクアトピア、そして何故か人気があるらしいタートルトーク。
タートルトークはその光景を外部から傍観視する分には楽しいが、あの空間は、ちょっと苦手だ。
何も知らずに初めて体験した時は、正直地獄かと思ったくらい。少し言い過ぎかもしれないが、そのくらいワタシにはキョーレツな空間に思えたのだ。
授業中、絶対に指されたくなかった時のあの感覚に似ていた。中・高時代の記憶が蘇って、二度とごめんだと思ったくらい。
まあ、絶妙に空気を読む頭の良いなんとかというタートルのことだから、間違っても私を指すことは無かったと思うので、とんだ取り越し苦労に過ぎなかったとは思うけど。
っと話は逸れたが、今回はもちろんぼっちなのでタートルトークは華麗にスルー。
ソアリンの16:30のスタンバイパスを無事にゲットしてからは気分が良く、空いているアトラクションをどんどん乗って行こうと。
とはいえ並ぶのが嫌いな私が並べる限界は30分前後。
故に、一瞬迷ったが、35分待ちのタワーオブテラーに並ぶことに。
タワーオブテラーも初めてで、どんなアトラクションかよくわからないまま臨んだが、その後、ぼっちにとって地獄体験を味わうとは知る由もなく。
職場の陽キャおねーさんがおススメしていた理由がなんとなくわかった。
落ちる瞬間に、自分の姿が映った鏡に向かって、手を振ってください〜だと⁈
私の前の列は、10代〜20代位の3人組のディズニーに慣れている女子。そしてぼっちの私から2席くらい空いたところに、アラフィフかアラカン世代の4人組のおしゃべりな奥様方(待ち時間に聞こえてきた雑談から推測)。
彼らの間に、明らかにぼっちで違和感ありのワタシがポツンと鏡に映し出された時の地獄と言ったら、言葉にならない。
さよ〜なら〜っと仲間同士が楽しそうに笑う姿が鏡に映った実にほんの数秒がとてつもなく長く、ワタシはただひたすら背をすくっと縮め、少しでも自分の姿が鏡に映らないような姿勢をとることで精一杯だった。
変な姿勢のまま、ガクッと何度も落ちるあのアトラクション。
腰の骨が1本くらい宙に浮いてどこかに行ってしまいそうな感覚だった。
何事も経験だが、恐らく二度と乗ることはないだろう。
アトラクションが終わるや否や足早にその場を去ったことは言うまでもない。
そんなわけで気分を変えようと、とりあえず歩いた。
昼間のシーの風景の美しさに、すっかり気分も良くなった。
次に向かったのは、ソアリンの次に興味があったニモのアトラクション。
幸い、待ち時間も30分位だったので、並ぶことに。
ファインディング・ニモはディズニー映画で一番好きなので、楽しみだった。
実際楽しかったし、ニモ達も可愛かったけれど、三半規管の弱いワタシには、あの激しい動きは画面上だけで良いことに気付いた。
すっかり船酔い。
しかし、シーの雰囲気や景色が良いせいか、周りを散歩していたら気持ち悪さは半減したので、軽く何か食べることに。
とりあえずニモのチュロスかタピオカドリンクでも買おうかと思ったら、お店が大行列。
諦めて、ユカタンベースキャンプへ。
ユカタンベースキャンプはそんなに混んでいなくて、座る席も確保できたので、前から食べてみたかったサーモンのグリル的なヤツ(名前忘れ)と普段は絶対買わないような期間限定のゼリーの入ったブルーのキレイなドリンク(名前忘れ)を購入。
船酔いで胃が疲れていたので、ゆっくりめに食事をし、次のアトラクションへ。
っといっても、どこも並んでいたので、唯一空いていたシンドバッドのアトラクションへ。
船酔いが無くなりかけでまた船に。
まあ、こちらは緩い船のアトラクションだったので、ノーダメージですっかり眠くなってしまった。
乗っている途中の、トラのなんとかいうキャラクターを前に、以前も乗ったなぁ。っと今更思い出す始末。
その後はひたすら園内を散歩。明らかに道に迷っている状態で同じ場所をグルグル周りながら、少しずつお土産のお菓子を購入。
途中、欲しかった抹茶のポップコーンワゴンを発見するも行列に怯んで断念。
唯一空いていた、デミグラス入りポテトチュロスを購入し、1人ベンチで食していると、5、6歳くらいの美女と野獣のベルのコスプレをした女の子と目が合ってしまった。じーっと不思議そうに見てきたのがなんともおかしかった。
後日、その話を職場の陽キャおねーさん(わりと天然)に、「いやあ、1人であのオバサン、チュロス食ってるよー。変なのーって思いながら見てたと思うわぁ。」とおもしろおかしく少々自虐的に話したら、「子どもって残酷だよねー。」と笑い無しの憐れみを含んだ神妙な感想をもらい、話す相手を間違えたことに気付く。
っと話はズレたが、しばし休憩後、今度はリトルグリーンマンを買いに。
お腹がいっぱいだったのでお持ち帰り。
これが、実に好みだった。
もっと買ってくればよかったと思ったほど。
ひたすら散歩しながらお土産を物色していたが、街並みが美しいせいか全然飽きない。
そうこうしているうちにソアリンの16:30のスタンバイパスの時間になったのて並びに。
すぐ乗れるのかなと思っていたけれど、実際乗れたのは17:30過ぎていたと思う。
私にしては結構長く並んでいたけれど、その間に水上パレードがあったり、火山の噴火が見られたり、夕暮れから夜にかけての景色の美しさに感動したりと、退屈しのぎには充分だった。
そんなわけで、ぼっちでソアリンを初乗りしてきたわけだが、運良く一番前をゲット。周りを気にせず楽しめるアトラクションでよかった。
何より本当に空を飛んでいるみたいで、あれは、一度体験してみるべきとみんなに言いたくなったくらい。
ディズニーのアトラクションで一番好きかな。
ソアリン降車後は既に外は真っ暗。
もう少し景色を堪能したいところだったが、電車が混むのを恐れて、足早にシーを後にした。
園内の音楽が遠ざかって行くと、現実に引き戻されたが、手にしたお土産の袋に目をやると、まだシーでの楽しさが続いていて幸せな気分に。
っとまあ、私の中の最低限のミッションをクリアできて、とても満足できたぼっちディズニーだった。
ぼっちディズニーは、ハードルが高かったが、人数制限、ぼっち行動が推奨される状況下でかえってありがたかったと思う。
また、人が少なそうな時に行ってみたいと思う次第。
美味しい直感を信じてお取り寄せをこなす。リンツァーアウゲンとアツシハタエ。
美味しいクッキーに目がない。
すごく美味しい。手に入りにくい。幻の……等と言われると、食べたい欲求が高まる。
故に今回もお取り寄せ。
まず一つ目は、神戸旅行の際に買ってきたミッシェルバッハのクッキーローゼによく似ている、というかほぼ同じと言われるフォンテーヌブローのリンツァーアウゲン。
クッキーローゼロスからネットで探したら見つけて、たまたまお取り寄せできた。
なんという幸運。
ほぼ同じと言われているけれど、実際に見て、食べた感想としては、同じだけど微妙に違う。といったところか。
修行先が同じパティシエの作品らしいが、作り手によって微妙に変わるもんだなと。
ただ共通しているのはどちらも美味しかったということ。
あくまで私の感想だけれど、どちらも冷蔵庫で冷やして生地が締まった感じで食す方が美味しい。
強いて感想を述べるとするならば、クッキーローゼの方は、ギュッ、しっとり、サクッギュッといった感じ。
リンツァーアウゲンは、サクッ、しっとり、ギュッサク。
っと何を言いたいのか全然伝わらないが、ちょっと食感が違う気がする。
リンツァーアウゲンの方にはアーモンドプードルが入っているからかな。
ってか、クッキーローゼの現物はもう手元にないので確かめようがなく、そちらにアーモンドプードルが入ってなかったかは定かではないが。
あと形も。リンツァーアウゲンの方は若干平たくて、クッキーローゼよりもほんの少しだけ大きい気が。
クッキーローゼは形が均等で小ぶりで並べ方もあるけれどパッと見が美しい。
あ、どちらも美しく美味しそうに見えるのだけれども。
いずれにせよ、添加物なしで、素材の良さが生きた本当に美味しいクッキーを味わうことができて幸せ。
と、上記2つのクッキーとは食感が大分違うけれど、美味しいから一度食べた方が良いと言われて興味津々でお取り寄せしたのがコチラ。
アツシハタエのクッキー。
ウエストのクッキーが好きな人が絶賛していたクッキー。
私もウエストのクッキーが大好きなので、是非食べてみたくなったというわけだ。
感想としては、まだ家にあるけれど、無くなったらロスになりそう。といった感じ。
冷蔵便で届いたが、こちらも冷やした方が美味しさが増すように感じた。
甘さがスッキリ。
ウエストの食感とはまた違った、サクッとした食感。
バターサブレやサブレバニーユが特に美味しかった。
思ったより厚みがあるのに、サクッと軽い。
けれど軽すぎない。とにかく絶妙なのだ。
繊細だけれど、物足りなさがない。
満足するけれど、重くない。
しばらくするとあの食感を思い出してまた食べたくなる。
そんなクッキー。
最近のお取り寄せに外れがなくて嬉しい。
美味しい直感を信じてお取り寄せをこなす。長万部のあめせん。
美味しいお取り寄せに感動して呟くシリーズ。
先日観た友近・礼二の妄想トレイン。
BS日テレの私の好きな旅番組の一つ。
行ってないのに行った気になる。
食べてないのに食べた気になる……こともあるけれど、実際味わいたい!
ってなる名産品がたまにあるのだが、今回もまさにソレだった。
故にどうしても食べたくて、
本当は現地で出来たてを食べたいけれど、まずはとにかく食べたい!
っとなって早速お取り寄せした北海道長万部のあめせん。
南部煎餅っぽい煎餅の中には、とろーり水飴のような飴が。
美味しくないはずがない。
っというわけで、実際食べた感想。
一言、本当に美味しい!
煎餅が硬めで軽い塩味なのがまたいい。
煎餅の生地は南部煎餅に似ているけれど、ちょっと違う。
それがまたいい。
そして煎餅の中にはとろける飴。
食感が堪らない。
手作りなので、煎餅の割った箇所によって、飴の入り具合がマチマチなのもまたいい。
ごま味もピーナッツ味もどっちも美味。
お取り寄せでこんなに美味しいんだから、出来たては最高だろうな。
ただ、飴や煎餅が歯にめちゃくちゃ挟まる。
でもやめたくない。
そのくらい美味しい。
またもや直感でのお取り寄せで当たりを引いてしまった。
最高。
薄れる記憶を呼び起こす〜過去の旅〜2020年秋・ぼっちディズニーがことのほか楽しかった件。その1
薄れる記憶を呼び起こすシリーズ。
→https://4travel.jp/travelogue/11777500
たった2年前のことでさえ、スマホに残っていた僅かな写真を見ても、その時の心情があまり思い出せなくなっている。
やはり、旅の記録は早めに記すに限ると知る。
過去に何か文章に残してないか探ったところ、知人に送ったメールにぼっちディズニーでの様子が記されていた。
しかし、こんな長文メール、貰って困っただろうなと。文章を読み返すと、1人テンション上げ上げで恥ずかしいったらない。大分楽しかったんだと思われ。(←もはや自分とは思えない)
申し訳なかった知人…。
そんなこんなで2020年10月某日、入場制限中のディズニーランドとディズニーシーのチケットが取れたので、それぞれ別の日に行ってきた。
まず先に訪れたのは、ディズニーランド。
舞浜駅を降りてディズニーランドに向かう橋の途中のボンボヤージュ辺りで既にテンションが上がる。
恐るべし。ディズニーマジック。
ボンボヤージュも入場制限中で、予約しないと入れなかった気がする。
コロナ禍のせいか、入場制限中もあり、並んでいる列にぼっちもちらほら発見。
なんかうれしかった。
ぼっち旅は大好きだが、人混みの中、1人が目立つのは好きじゃないので、同志がいることに勝手に安心感を覚えた。
故に、入場前の並んでいる時でさえワクワク。
11時に入場すると同時に美女と野獣のアトラクションの抽選に挑戦するも見事にハズレ。
新しくできたポップコーンのお店の抽選も外れ。
仕方なく美女と野獣のエリアでは、お城を遠目に観察し、散策途中、チュロスだけをゲット。
歩き途中、そういえばシンデレラ城の城内は見学したことがなかったぞと思い、シンデレラ城に向かったが、その日は中止だった。
他のアトラクションは特に興味もなかったので、歩き途中に空いていたら乗ることに。
入場制限中でもそれなりに人が多かった気がする。
その後、比較的空いていたピノキオ、カリブの海賊、ホーンテッドマンションをぼっちで満喫。
園内をひたすら散歩して、お土産を物色しているだけで十分楽しく、時々ポテト、ドリンク等で休憩。
なんやかんや気付いたら園内2周以上していた。
その間に、お土産のお菓子も色々購入し、両手一杯に。
もういいかなくらい歩いたので、今なら帰りの電車も混まないぞとの思いが強すぎて、夜のディズニーランドを満喫することなく、16時過ぎに早々とランドを去った。
久々のランドはそんな感じで終了。
後日のシー訪問に続く。
上野の双子パンダに会いに行った日、諸々ありの中、なんとかこなせた記録。
2022年5月某日。
何気なく応募していた上野の双子パンダの観覧チケットが当選。
当然観に行くでしょ。と言うことで、観覧日当日、さあ出かけようと屈んで荷物を取ろうとした瞬間、腰にピキッと一瞬電流が走り、感じたことのない痛みが。
人生初の急性腰痛(ギックリ腰)発症。
その場に崩れて落ちた。
治るよね〜っと静かに立ち上がるも、痛みは引かない。えっ?コレヤバいヤツ?っと流石に焦ったのか、普段あまり汗をかかない私が脂汗。
なんとか歩き出すも普通には歩けない。
けれど、歩けなくは無い。
痛みはあるけれど、ゆっくりならなんとかなりそう。
そう、私にこの時点で予定をキャンセルするという選択肢は無かった。
故に、とりあえず家を出た。
早目に家を出たので、ゆっくり歩いても、観覧時間には余裕だったのが幸い。
しかし、その日は何をやっても痛かった。
座っても、歩いても。
ましてや立ち上がる時の恐怖は半端なかった。
故に、これ以上悪化しないように、慎重に行動した。
無事にその日の予定は全てこなし、帰路に着いたのだが、その日の夜も、寝返りを打つ度に痛みが増し、痛みが一向に引かないので、翌日新しくできた近所の整形外科へ。
その整形外科の先生とは、まあ相性が悪かった。
会った瞬間に、あ、ダメだと思ったほど。
詳細は省く。
故に、次の日にネットで調べて評判の良さそうな整形外科へ。
2つ目の整形外科の先生はとても感じがよく優秀だった。おかげで適切な処置をしてもらえた。
そんなわけで今は、また痛みが出ないよう、ストレッチ等を欠かせない毎日となっている。
と、話はズレたが、以下に上野の双子パンダの観覧日当日の詳細を記したい。
なんやかんや腰痛との戦いの中、無事に上野に到着。
前もって入園チケットもネットで購入済だったので、すんなり入園。
平日なので、入口は全然並んでいなかった。
入園するとすぐ右に長い行列が。
なんだろと見ると、シャンシャンの行列だった。
今は観覧チケットが無くても並べば観られるらしい。
思えば、シャンシャンの観覧の抽選に何度応募したことか。一度も当たらなかったが。
まあでも、シャンシャンのリアルタイム配信には随分お世話になった。ものすごく癒されたものだ。
なのに、今回はシャンシャンは別にいいかぁと。
我ながらアッサリしている。
上野動物園は子供の頃に何度か来ているが、あまり記憶がない。どちらかというと東山動物園や多摩動物公園の方が何故だか記憶にある。
上野動物園は勝手にコンパクトな印象だったが、案外広い。
意外に坂があったり、まあ、モノレールがある位だからそりゃ広いわな。と今更ながら。
そんなこんなで双子パンダの観覧会場へ。
観覧時間も決まっていて、入場制限もしていたのでスムーズだった。
そしてようやくご対面。
感動〜。
なんてかわいいんだろう。
双子パンダといえば、和歌山で初めて対面した時の感動も忘れられない。
かわいさに悶絶した。
上野の親子はそれぞれ別行動だった。
それがまたいい。
食事中の母。木に登る子。茂みで1人な子。
青い線が見えなくて、どっちがシャオシャオでどっちがレイレイなのか判断がつかなかったが、もうかわいいからどちらでもよかった。
係員誘導の元、限られた時間でできる限り写真を撮った。
色んなアングルを試したが、ワタシの技術をしてスマホでスリーショットを収めることは不可能だった。残念。
ま、目に焼き付けたから良いとしよう。
思い出はそんな感じで十分だ。
パンダ観覧後に観たレッサーパンダもまたまた可愛かった。
衝撃的だったのはハシビロコウ。
直立不動で一点を見つめる姿はあまりに衝撃で、思わず写真に収めたのだが、その後いらないか…っとなって削除してしまった。
あとは、マヌル猫とコツメカワウソがかわいかったが、どちらもお昼寝中につきベストショットを撮れず。
特にマヌル猫のごめん寝はめちゃくちゃかわいかった。
あとはゾウの親子と馬達にペンギン軍団。
久しぶりの動物園はことのほか楽しかった。
ちょっとだけ心残りがあるとするならば、ワタシが好きな食感らしきフライドポテトのワゴンがあったのに、食べなかったこと。
アレは絶対、マッシュしたポテトをロングにした病みつきになるタイプのものだったと思う。
お祭りの屋台で昔食べたアレ。
私をスキーに連れてってが流行った子供時代に、苗場で食べたアレ。だと思う。きっと。
確かめるべきだった。
って大分心残りな模様。
まあ、その後、リニューアルされた国立西洋美術館で企画展を観て、勿論満足だったのだが、いつも買おうとしてやっぱり買わないものがある。
で、結局、今回も買わなかった。
北斎の富嶽三十六景の波でスヌーピーがサーフィンをしているメモ帳とか、扇子とか。
いつも、今回こそ買おう!って思うのに、何故だか手に取った瞬間止めてしまう。
いつも、買えばよかったーっ次こそ!っと思うのにやっぱり買わないのは何故か?考えた。
結果は明白だった。
使わないから。
でもあの絵はほしい。
っとすると、あの絵が描かれた何なら買うか?
考えた結果、こっちも明白。
おいしいクッキーが入った缶等に描かれていたら買う。
やっぱ食べ物かい。自分。
いや、美味しい思いもし、かわいいものも眺められるのが私にとっては結局一番。
話は逸れたけれど、国立西洋美術館の後は、銀座三越の三笠会館へ。
コロナ前に訪れて以来。
ムニエルやスフレは私の心を満たしてくれた。
美味しいものを食べられるのはありがたい。
フライドポテトとスヌーピーグッズの心残り以外は、ちゃんとこなせた一日だったと思う。
立山黒部アルペンルートと京都・神戸で目的をこなす2泊3日③神戸(ミッシェルバッハとフロイン堂他)
2泊3日の旅も最終日。
最終日は重要なミッションが待っているので、寝坊は厳禁。
故に、本来の私の弾丸旅に相応しく5:30起床。
今日のミッション敢行の舞台は神戸。
まずは、店頭でしか買えないと言われている夙川のミッシェルバッハのクッキーローゼをゲットするべく、朝8時過ぎに配布されるらしい整理券をもらう為に店頭に並びに行く。
そして、9時に岡本のフロイン堂に電話で、食パンとぶどうドーナツ、あんドーナツを予約。
お昼は三宮のフロインドリーブでランチ。
そんなわけで6時すぎに、都シティ近鉄京都駅をチェックアウト。
実に快適な滞在だった。
チェックアウト後は、無料でロッカーに荷物を預けられるので、神戸まで身軽に行けてとても便利だった。
荷物をロッカーに預けた後は、京都駅6:53発のJR京都線新快速で大阪駅へ。大阪駅には7:26に到着。
その後、大阪梅田駅7:36発の阪急神戸本線通勤特急に乗り換え、夙川駅に7:54に到着。
夙川駅からはほぼ真っ直ぐ歩いて約10分程でミッシェルバッハに到着。
その時点で8時をちょっと過ぎていたが、既に数人並んでいた。
恐るべし。こんなに人気なのかと改めて実感。
その日は快晴。
雨で並ぶのもキツイけれど、日陰のない場所で並ぶのも大分キツイ。
日傘を持ってきて本当に良かったと思う。
7月初旬でこの暑さ。
並んで倒れちゃう人いないのかなーっとちょっと心配になった。
しかし、ただ待つってなんて辛いんだとつくづく。
並んだり待つのが大嫌いな私は、事前に予約できないか、郵送可能か、お店に確認したのだが、現在は店頭購入のみで、確実に購入したいなら早朝から並んで整理券ゲットしか方法はないらしい。
というわけで、渋々早朝から並んだのだが、どうしてもゲットしたくなるほど、何故だかクッキーローゼに魅了されたのだ。
8:20位に一度回覧板みたいなものが配られた。もはや記憶が曖昧だが、商品ゲットに関する注意書かなんかが書かれていたような。8:40頃にようやく順番に整理券が配布され、商品は10時以降に受け取れることに。
そんなわけで一旦、夙川駅の方に戻って時間を潰すことに。
早朝から1時間程並んで体力消耗気味だったので、とりあえず駅前のマックでアイスコーヒーを購入。
店内は空いていて快適。
久々のマックのアイスコーヒーだったが、なんだかとても美味しかった。
そうこうしていたら9時になったので、フロイン堂にパンの予約の電話をした。
食パンの焼き上がりは14時なので、その頃に受け取りに行くことに。
無事に予約できてほっとしていたらなんだかあっと言う間に9:50頃に。
ゆっくり歩いてちょうどいい時間に着きそうなのでミッシェルバッハに向かって歩き始めた。
10時位にお店に到着すると既に受け取りが始まっていた。
私も無事にクッキーローゼをゲット。
せっかくなので小さいサイズを5個購入した。
幻のクッキーゲットは嬉しさが半端なかった。
しかし、クッキーゲットにほっとして歩き出すと、後ろから「お客様〜」の声が。
ワタシ?と思って振り返ると、ワタシが落としたハンドタオルを持ってきてくれた。
恥ずかしい。ってか忙しいのに余計な仕事を増やして申し訳ない気分になった。
お礼を言って足早に去った。
飛ぶ鳥跡を濁しすぎ。
小さいサイズは結構小ぶりで、5個購入してもそれほどの荷物にはならなかった。
家に帰ってから早速冷蔵庫で冷やして食べたら絶品だった。もう、既に無いが、また食べたい。
特にあんずジャムの方。
なんならジャムの方だけ売ってほしいくらい。
クッキーゲット後は、阪急で三宮駅へ移動。
三宮駅から15分くらい歩いてカフェ フロインドリーブへ。
フロインドリーブは第一次世界大戦中に捕虜として連行されたドイツ人パン職人、ハインリッヒ・フロインドリーブ氏が創業したお店。
フロイン堂の先代も修行したらしいということで是非行ってみたいと。
有形文化財となっている旧ユニオン教会を改装していて、なかなか素敵な外観だった。
内部の天井もなかなか。
並ぶと聞いていたので、覚悟はしていたけれど、平日の11時ちょっとすぎだったせいか、並ばずすんなり入れた。
ベジタブルサンドウィッチとアイスティーを注文。
暑い中歩いて来たので、アイスティーが美味しすぎた。
パンは今流行りのもっちり甘めではなく、ドイツパンの感じを残しつつ、甘さが少ない、トーストするとサクッ、カリッとするサンドウィッチに適した食感でワタシ好みだった。
付け合わせのツナマカロニサラダも懐かしい感じで美味しかった。
結構なボリュームでお腹いっぱいに。
しばらくゆっくりした後、お店を後にした。
結構な暑さの中、ひたすら歩いてようやく三宮駅まで着いたら、駅前がなんだかすごい人混み。自民党の選挙演説中だった。
「今日、これから岸田さんと安倍さんくるらしいよ〜」との声が聞こえてきた。
実際には安倍氏は三宮には来なかったことを後でニュースで知ったわけだが。
そんなわけで人混みを避けたかったのと、暑さでとにかく涼しいところに早く移動したくて駅前の丸井へ。
フロイン堂にパンを受け取りに行くにはまだ早かったので、しばらく丸井でブラブラ。
13:30位にさを駅から阪急で岡本駅へ向かった。
岡本駅に14時ちょっと前位に到着し、駅からわりとすぐのフロイン堂へ。
可愛らしいお店だった。そして感じのいいお店。
無事にに予約していた食パン🍞1本と、あんドーナツ4個、ぶどうドーナツ4個、店内で目についたぶどうパン(小)も追加でゲット。
これで神戸での全てのミッションクリア。
満足し、岡本駅を後にした。
帰りは行きと同じの逆コースで、阪急、JRと乗り継いで京都駅へ。
京都駅には16時すぎに到着。都シティ近鉄京都のラウンジで貰った無料ドリンクチケットを利用し、しばし休憩。
その後、志津屋のカルネや半兵衛麩の生麩等、いくつかお土産を購入後、ロッカーから荷物を取り出して、新幹線乗り場へ。
17時すぎの新幹線で東京へ。
新幹線の車内でフロイン堂のあんドーナツを食べてみた。
ずっしりぎっしり良い歯応え。
疲れた体に甘さがいい塩梅だった。
冷凍できるし、もっと買えばよかった〜
っと考えているうちに眠ってしまった。
なんやかや無事に帰宅。
今回は予定通り目的がこなせた。
疲れ過ぎて免疫力が低下しないことを心掛けたのでコロナ前ほど弾丸ではなかったけれど、十分満足な旅だった。
一つの旅が終わるとまた次を計画したくなる。
まだまだ行きたいところがいっぱい。
次こそ、記憶が薄れる前に記録を残したい。
立山黒部アルペンルートと京都・神戸で目的をこなす2泊3日②京都(護王神社・貴船神社他)
コロナ前は年に数回訪れていた京都。
なんだか感慨深い。
2泊3日の旅の2日目は、京都を満喫することに。っと言っても、護王神社と貴船神社に行った後は、あえて予定を作らずきままに。
っということで、9時頃ホテルを出て護王神社に。ちなみに、朝ごはんは食べないけれど、水分だけはしっかり摂る派。
徒歩10分位で護王神社着。
護王神社への道中に菅原院天満宮神社があるので、こちらもお参り。
菅原院天満宮神社には、戸隠大神、九頭竜大神も祀られており、平癒石もありで、こじんまりとした中でなかなか趣きもあるので、護王神社参拝の際には必ず立ち寄っている。
3年ぶりにようやく来られました〜
ありがとうございます〜っと参拝。
そんなこんなで、護王神社にも3年ぶりにに参拝。
私にはとっても気が合っている神社なようで(勝手な思い込み)、10年前位に初めて訪れた時もそうだったけれど、とても温かい気持ちに。帰ってきましたーっと言うか、無事にまた来られて感謝しまーすと自然にそんな気分になった。
護王神社は、和気清麻呂公とその姉の和気広虫姫をお祀りしている神社なのだが、彼らのエピソードがなんとも微笑ましくて大好き。
昨今、足腰の神社として有名になったらしく、足腰を負傷した有名アスリートのファン等が、治癒を願ってお参りする姿が多く見受けられるよう。
そのおかげか、神社自体、10年前よりも立派になった気がする。
境内をぐるりと周って、無事にお参りと古いお守りの返却を済ませ、新しい御肌守を購入。
足腰のお札といのししキャラプリントのかりん煎餅も購入し、なんとなくおみくじも引いてみた。
おみくじの結果は、「末大吉」だった。
初めて引いたのだが、先(いずれ)良い運に。
と言う意味らしい。
なかなか幸先が良くて嬉しくなった。
ありがとうございましたー
また来まーす🙏
と一礼し、護王神社を後にした。
次に向かうのは貴船神社。
出町柳駅まで歩いて行くことに。
途中、京都平安ホテルやら、KBS京都やらを通過し、懐かしい気持ちになった。
コロナ前はこのまま真っ直ぐ、同志社大学今出川キャンパス前のカフェまで行って、お手頃ランチを食べるというのが定番だったが、今日はまず貴船神社に行かねばということで、定番コースはパス。
しかし、7月初旬の京都は、もう蒸し暑い。
体力消耗が激しいので、御所の中の道を通って出町柳駅までの道をショートカットすることに。
途中に京都御所参観者休所があったので、入ってみた。
すると、私が買おうとしていた、亀屋吉長の満々とほのほのを発見😊
今、買っちゃおうかなーっと最後まで迷ったが、暑さで傷むのを恐れ、その場では御所限定のお菓子のみ購入。
その後、どんどん歩いて行ったが、この暑さで出町柳駅まで歩くのはキツイと判断。
ちょっと歩いたところに同志社前バス停を発見したので、ほんのちょっとの距離ながらバスに乗ることに。
バスもすぐに来たので、あっという間に出町柳駅へ到着。
そこからちょっと歩いて貴船神社へ。
京都市内よりもずっと涼しくて、とても気持ちがよかった。川の流れる音も相まって更に涼しさが増していくように感じた。
貴船神社では、古いお塩のお守りをお返しすることに。
このお塩のお守り、実に私を守ってくれた気がする。手放すのが惜しいくらい感謝している。
そんなことを思っていたせいか、古いお守りを返却するところが何故か見つからない。
先に新しいお守りを購入した後に、返却場所を探すも、どうしても見つからず、これは持っていなさいということかな。っと勝手に判断し、お返しせずに古いお守りもそのまま手元に持っておくことにした。
その後、せっかくなので、奥宮まで行ってみることに。
奥宮へ行く途中、旅のお供のドラ氏にも、良い気を吸ってもらおうと。滝withドラ。
旅が最後まで無事でありますように。
奥宮へは初めて訪れたが、とても荘厳だった。
夏に来てよかったと思う。
その後は、川沿いを貴船のバス停まで歩いて行った。
川沿いの川床料理やカフェの風景はまさに京都の涼という感じ。
帰りは、時折来る川からの風が実に心地よかった。
貴船から叡電の貴船口までバスで戻った後は、叡電ではなく、京都バスで貴船口から国際会館駅へ行くことにした。
新しくなった新風館に行ってみることにした。
なかなか素敵な空間だった。
安藤忠雄氏の建築も好きだが、隈研吾氏の木を生かした建築もとても好きだ。
街の中に緑や自然の空間があるってなんて落ちつくんだろうと。
新風館では、行って見たかったCafe kitsuneへ。
平日の14時頃だったせいか、とっても空いていて、店内のお客は私を含めて3人ほど。
ここでの休憩が、今日最初のまともなお食事というか、おやつ。
本当はこの後、京都南座の虎屋で抹茶かき氷を食べようかと思っていたけれど、ここのフローズン抹茶(商品名は忘れた)で満足してしまった。
レモンケーキの酸味も疲れた体にちょうど良かった。
しばしまったりした後、今なら外国人観光客もほとんどいないだろうと、錦市場を散策しに行くことにした。
実は錦市場、今まで訪れたことがなかったのだ。寺町通りはいつも訪れていたけれど、人混みが苦手で錦市場だけはなぜか避けていた。
今がチャンスとばかりに行ってみた。
途中、大丸に寄ったりあちこち寄り道していたら、錦市場に着く頃には汗だくだった。
とりあえず、錦市場を端から端まで歩いてみようと。
思ったとおり、人は少なかった。
なるほど食べてみたいお店はいっぱいあるなと。
しかしながら暑すぎた。
暑い中、食べ歩く体力はゼロに近かった。
なので錦天満宮にお参りをした後、錦市場を足早に去り、涼を求めて地下鉄の駅へと向かった。
とはいいつつ、せっかくなのでなるべく街をブラブラしながら地下鉄の駅を目指すことに。なんやかんやと地上を結構歩いて、阪急烏丸駅の地下道から地下鉄の四条駅まで歩いて、そこから地下鉄で京都駅に向かうことにした。
京都駅に着いたのは15:30位だったと思う。
そのまま京都伊勢丹に行き、亀屋吉長で満々とほのほのを購入。
他のお土産も物色しつつ、催事で金沢のポテトチップスや蓮根チップス等を購入。
これが大正解だった。
富山と金沢でお土産は何も買わなかったけれど、京都で美味しいものに巡り合ってしまった。
時間は16時をちょっと過ぎたくらいだったが、早めに夜ご飯を食べることにし、そのまま伊勢丹の京豆冨不二乃へ。
京都旅行の際は、必ず来ていたお気に入りのお店なので久しぶりに嬉しかった。
コースを食べようか迷いつつ、ご飯要らないな〜っということで、単品で3品頼んだ。
結構なボリュームでお腹がいっぱいに。
大満足な気分で腹ごなしにポルタへ。
京都ぎへえの玄米ひめいなりを購入し、お夜食に。
早めにホテルに帰り、まったり。
明日の朝は早い。
明日こそ、最終日にしてこの旅一番のミッションが待っている。
最終日、神戸ミッションにつづく。