広島・宮島・瀬戸田・尾道 1泊2日 こなしきれなかった旅〜1日目〜①宮島
約10年前から年に数回続けてきた国内旅行。
数年ぶりに再開した最近、なんだか備忘録として残しておきたくなった。
ほぼ1泊2日(車なし)でこれだけこなせるよ〜周れるよ〜(ただしゆっくりお昼食べる暇ないかもよ〜)の自己満足のみのただの備忘録。
そんなわけで今回も、1泊2日(車なし)で行ってきた。いわゆるひとり旅。
宮島→広島市内→生口島(瀬戸田)→尾道と、割とハードだけどゆる〜い旅(笑)
そして梅雨真っ只中(きっと雨は降らない。。っと勝手にポジティブ予想→見事にハズレ)。
数年ぶりの旅行で、心身ともに歳を重ね、体重も大幅に重ね、旅行1週間前に急性腰痛発症といった全部自分のぐーたら生活習慣が原因で誰にも文句を言えない状態からのコルセット装着で、1泊2日。歩いた距離は約5万キロ。しかし、腰、爆発しなくてよかった〜
1日目↓
6月中旬某日(平日)、羽田空港7:00発→広島空港 8:25着(ANA)
かろうじて雨は降ってない。曇りでいいから雨降るな〜からの機内↓
なんやかんやほぼ時間通りに広島空港に到着して広島空港(8:50発)からリムジンバスで広島駅(9:40着)へ
順調でいいね〜
新幹線口のロッカーに荷物を預けて、身軽になりJR山陽本線・大野浦行に乗車。
広島駅(10:00発)→宮島口(10:26着)
ここで、大雨。
うそでしょ。これから船で宮島行って、ロープウェー🚡乗って、頂上からの景色を楽しむ予定なのに。
風もビュンビュン吹いている。
何はともあれ、宮島口からJRの船に乗って、いざ宮島へ。
っと、宮島に近付いてくると、右手に鳥居⛩が見えて参ります〜の船内アナウンスが。
以前来た時は引潮だったから、今日こそ浮かんだ鳥居⛩を観るんだーっと満潮時間も調べて来たからバッチリ!っと楽しみにしていたのだが……
現れたのは、まだ修復が終わっていない鳥居⛩の姿。
修復は終わったってどこかで見たのは間違いだったらしい。数年ぶりの旅行は、どこか抜けていた。やはり。。。
そんなこんなで宮島に上陸。
やはりまだ雨は止んでいない。わりと降ってる。これから🚡ロープウェーなんだが。
っと思いつつ、弥山へのロープウェー乗り場に向かって歩いていると、
木陰に雨宿りをして座っている鹿の親子が。
健気でなんともかわいかった。
宮島の鹿って大人しいんだなぁ。なんて思って歩みを進めると、
目線の先に「かわいぃ〜💖」なんて言いながら鹿との映え写真を撮っているであろう若いカップルの姿が。
しかし、鹿の方はなんとも愛想なし。
っとその時、その鹿と目が合ってしまった。なぜか😀
するとなんと私の方に歩いてくるではないか。
え・・・、私、わりと動物に媚びを売らない方なんだが(正しくいえばツンデレ)、
好かれた?😁
なんて一瞬喜んだが、なぜか一目散にやってくる様に少し引いている自分がいた。
まぁ、でもきっと人懐っこいに違いない。っと思いつつ、一回鹿の頭を撫でてみた。
いつもなら、かわいいなぁ、っと思うところだが、なんだか目が怖い。
いや、確実に獲物を狙っている目つきなのだ。
嫌な予感がしつつ、なんとなく逃げてみた。すると追ってくる。なのでまた逃げた。
しかしまた追ってくる。の繰り返しで、今更ながら追われていることに気づいたのだが、埒が開かないのでいったん止まったら、
鹿氏、「そこにお菓子入ってるのわかってんだよ!」っと言わんばかりに、私の傘に結びつけていたビニール袋に頭でツンツンやってきた。
ビニール袋は濡れた傘を咄嗟に入れる時の為に、傘の肢の部分に括りつけていたのだ。
故に中は空っぽ。
私の周りには生憎人はいなく、鹿と私との一対一のバトルとなっていた。
今なら何を言っても周りに聞こえないし、鹿相手に本気バトルしてる大人気ない人間と思われることもないだろう。
なので、私は諭すように鹿に言った。
「あのさぁ。だから何にもないってば!もーないから!!ない😠」
私の本気が伝わったのか、鹿がしゅんとしたように見えた。
それからなんとか巻いて鹿から解放された。ほっと一安心しながら歩みを進めると、目の前にロープウェー乗り場行きのバスが来ていた。
大雨だったので助かった。
鹿に冷たくしてバチでも当たらんかなぁ。っと思っていたが、
むしろ目の前に救世主が現れた気がした(大袈裟だが)。
バスの乗客は私一人。
運転手さんがいつもの案内のようなことを車内のマイクで話していた。
「頂上では、いつもは瀬戸内海の島々が綺麗に見えて、美しい景色が広がっているのですが、今日はどうでしょうねぇ・・・。」
そんなこんなでロープウェーに乗り込んだ。
もしや、1人?っと思ったら、3人組の若い女の子達が乗ってきた。
「何にも見えないかもねぇ。」
「それもまた面白いんじゃない。」
っとなんとも楽しそう。
カフェで他人の会話が聞こえてくる空間はわりと好きだが、この狭い空間での3(友達)対1(ぼっち)はコミュ障にはちょっと地獄。
「ホントすごい雨ですよねー」なんて、しれっと会話に参加するのが正解なのだろうか?等、どうでもいいことを考えているうちに、すっかりタイミングを失った。
故に、聞こえないフリをしつつひたすらスマホをいじっていた。
そんなこんなんでようやくロープウェー発車時間になり、どんどん上へ。
景色を撮ろうとスマホを構えた。
しかし、目の前に広がる景色は予想通り。
何も見えねぇ。むしろ楽しくなってしまった😀
ロープウェーの終点に着くと、左にはちょっとした展望台、右にはパワースポットなる場所など、本当の頂上があるようで、ちょっとした登山な気分になるらしい。
腰に爆弾を抱えている私は、迷わず左へ。
激しい雨風の中、外へ出た途端、傘が風でビュンっとひっくり返った。それでもせっかくだし、と一番上へ。
せっかく来たのに、何も見えない。びっくらたまごに入っていた例のドラえもんと一緒の写真を撮る余裕もなく、一瞬で1枚だけ写真を撮り、すぐに退散。
先ほど一緒に乗ってきた3人組女子達はどうやら右を選択した模様。
若いってすごい。っと我ながら思ってしまった。
とりあえず、ロープウェーでさっさと帰るぞっとロープウェー乗り場に行くと、それはそれはかわいい子鹿がお出ましだった。急に目に入ったので、おおっぅ!っと言ってしまった。
むしろ、あっちもびっくりしたと思う。
ロープウェーの改札係のようだった。
またしても一人だったので、ありがとう、。。っとなんか言ってしまった。
しかし、さっきの鹿と大違いの可愛さで、鹿への気持ちがすっかり良い方に戻った。
そんなこんなで無事に下山。
この時点で13時位だった。何か食べようと、厳島神社方面へ行きつつ、食べ歩きできそうな場所へ移動。そこへきてやっと、修学旅行生が多く来ていることに気づく。
なんか食べようかなぁっと思いつつも、雨のせいか買い食いしている人があんまりいなさすぎて逆に買い食いしにくくなってしまい、気づいたら乗船場に向かっていた。
そして、その途中に、また例の鹿に出くわした。
ターゲットは別の人になっているようで、しつこくしているようだった。
また見つかってはかなわないので、見つからないように歩いていたら、
自力で葉っぱを食べようとしている別の鹿を見かけた。
こうやって葉っぱ食べるのかぁ。。っとなんとなく感心してしまった。
厳島神社は数年前にお参りしたし、っということで今回はパス。
周りのスポットもその時に行ったので、今回はパス。
揚げ紅葉もあなご飯も広島駅で買えばいいか。っとなり、宮島では購入せず。
つまりは、今回の宮島旅は、鹿で始まり鹿で終わった。
海に浮かぶ厳島神社、今回もちゃんと見ること叶わず。
ロープウェーに乗っている間にすでに引潮。
またいらっしゃいということなのだろう。きっと。
なんやかや無事、フェリーで本土へ。
そこでだいぶお腹が空いていることに気づく。
お土産売り場で高津堂のこしあん、粒あんのもみじ饅頭とやまだ屋のチョコもみじをそれぞれ購入。ついでにお好み焼き味のじゃがりこも。広電を待つ間、速攻で食べた。おいしかった。
これがこの旅初日のお昼となった。
お腹が軽く満たされ、広電宮島口からゆっくりと平和公園に向かったのであった。
初日はまだまだ続く。