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広島・宮島・瀬戸田・尾道 1泊2日 こなしきれなかった旅〜2日目〜②瀬戸田

瀬戸田港到着の時点でAM9時すぎ。

 

しかし、人がいなさすぎて逆に居心地が悪い。

梅雨時の平日の朝の旅行者の少なさに今更ながら気付く。

 

とりあえず港の周りをぐるりと見渡すと、瀬戸田港近くの新しくできたSOIL SETODAの方から人の声がした。

どうやら、観光客は朝食の時間らしい。 

観光客がちゃんといることに妙な安心感を覚えた。

 

なにはともあれ尾道行の船は11:20発なので、約2時間、瀬戸田を満喫することにした。

 

 まずは、雨が降らないうちに屋外展示の多い耕三寺美術館に行ってしまうことに。

 

しばらく歩くと、最近できたAZUMI SETODAが見えてきた。

確かアマン創業者が手がけていたような。

 

最近多いな。。っと思いながらしおまち商店街を歩いていくと耕三寺が右手に見えてきた。

 

早速中に入って、散策。

 

初代住職が母親の菩提寺として昭和11年に建立したお寺だという。

 

 

私は旅行前に、行きたいところを割と念入りにリサーチするので、実際に行くとそれほど感動しないということが多々ある。

 

なので最近は、感動したい時はなるべく事前リサーチしないように、、を心掛けているのだが、それでも旅行の計画を立てるのが好きなせいか、実際行った人のブログやVLOGなんかを行く前にやはりたくさん見てしまう。

そこで見事な写真があったりすると、その時点で大分感動しているので、逆に実物とのギャップで、こんなもんかぁっとなることしばしば。

 

今回もなんやかや耕三寺情報はリサーチ済。

故に、実際に行った感想としては、割と広い。それなりに立派。古さは感じるけれど、歴史を感じると言うと、当然だろうが京都や奈良のその比ではないと言った感じか。

 

とにかく、今にも雨が降りそうな天気、庭掃除や剪定の職人さんがお仕事中で、ゆったり観るのはなんだか気が引けて、早歩きで周った印象が強い。

 

とはいえ、千仏洞入口を見つけたので、入ってみた。

一人で入ると、細長い道はなんだかとても長く感じて、出口を見つけた時はホッとした。

出口の救世観音大尊像は見事だったが、写真を撮り忘れた。そんなもん笑

 

狭い空間から出て来たせいか、なんだかすぐにでも未来心の丘に行きたくなった。

まるで人間の心情を巧みに操作された演出に乗っかってしまったような気分になった。

 

未来心の丘はなかなか良かった。

景色も、空間も。

解放されたぁ〜っとなんだか心地良かった。

もやっとした気持ちが晴れた気がした。

 

良い気分のまま、耕三寺博物館を後にした。

すると、雨が降って来た。

先に見学してよかったーっと思い、次の目的地である平山郁夫美術館へ向かった。

 

平山郁夫美術館は、私にとって結果的に、瀬戸田で一番来てよかったーっという場所になった。

なのに、1枚も写真を撮っていない。

雨が降ってきたせいで、外観を撮るのが面倒になったのと、中の作品は、写真OKなものもあったので撮れたはずなのに、結果として目に焼き付けただけ。

どの作品も素晴らしくて、どれを撮るべきか迷ってしまったと言うのもある。

特に、幼少期に描いた作品には感動してしまった。その頃からすごい才能。

そして、期間限定で展示してあった、無言館(長野県上田市)収蔵の2名の作品。

これは、以前無言館を訪れた時にも感じたが、言葉にならないものがあった。

 

館内も作品も外観も素晴らしかったが、館内カフェで販売していたあじば農園の無添加🍋レモンケーキがとても美味しかった。

 

なのに、写真撮り忘れ。

 

カフェの🍹ドリンクメニューもすごく素敵で惹かれたが、乗船時間も迫ってきていたので、パスした。

 

またしても肝心な写真を撮り忘れる。

これがまさに私のこなしきれないポンコツ旅たる所以。

 

道に迷うことなども想定して、足早に瀬戸田港を目指した。

時計を見ると、尾道行の船の乗車時間まで大分余裕があった。

カフェで十分ゆっくりできたことに今更気付く。

 

そしてまた、三原港の時と同じように、ぼーっと船の到着を待った。

この時点で、瀬戸田港の乗客はどうやら私1人。

無機質すぎる空間の中、早く次の目的地、尾道へ行きたくなった。

 

つづく

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