こなすとらべるの旅とかもろもろ。

こなすために旅をする。

立山黒部アルペンルートと京都・神戸で目的をこなす2泊3日①立山黒部アルペンルート〜京都

7月某日(平日)、前から行きたかった長野から富山までの立山黒部アルペンルート縦走の旅に出ることに。

当初は富山から北陸新幹線で日帰りしようと考えていたが、なんだかせっかくだし京都まで行ってしまうことに。

コロナ前は、毎年数回訪れていた京都、いつも必ず訪れるホームみたいになっているお気に入り神社のお守りを3年ぶりに新しくしたい〜

貴船神社⛩の塩のお守りも新しくしたい〜

亀屋吉長の名前知らんけど〜な柑橘の和菓子も買いたい〜

湯葉食べたい〜

濃い〜抹茶のカキ氷食べたい〜

からのぉ〜

京都行くなら、神戸も行ける〜

前から食べてみたいと思ってた夙川のミッシェルバッハのクッキーローゼ買いに行けるじゃん〜

あー、その近くに有名な🍞パン屋(フロイン堂)さんあるじゃん〜

っとどんどんミッションが発生し、せっかくなので2泊3日の旅を決行することに。

そんなわけで1日目。

お陰様で予定通りにこなせて満足。

タイムスケジュールは以下の通り↓

 

1日目:立山黒部アルペンルートの旅)

 

東京駅 616長野駅 737着(北陸新幹線

長野駅東口 815扇沢 1000着(特急バス)

扇沢 1030黒部ダム1046着(関電トンネル電気バス)

黒部湖 1130黒部平 1135着(黒部ケーブルカー

黒部平 1150大観峰 1157着(立山ロープウェイ

大観峰 1215室堂 1225着(立山トンネルトロリーバス

室堂 1240美女平 1330着(立山高原バス

美女平 1340立山 1347着(立山ケーブルカー

立山 1408電鉄富山駅 1513着(富山地方鉄道立山線

富山駅 1557金沢駅 1619着(北陸新幹線

金沢駅 1629京都駅 1853着(JR特急サンダーバード

都シティ近鉄京都駅

グリルキャピタル東洋亭 近鉄みやこみち店で夕食

 

1日目終了

 

 

扇沢駅では、事前予約していた日付指定のweb切符(長野駅から扇沢駅までのバス〔←長野駅からバス乗車の際は、スマホのチケット購入画面を見せればよし〕と扇沢駅から電鉄富山まで縦走できる切符)を券売機で発券し、スムーズに次の乗り物に乗車。

人が少なそうな平日を選んだが、扇沢駅に朝10時の時点で乗客はなんと数人。

少なすぎてかえって緊張する笑

 

最初の観光スポットである黒部ダムの展望台までの階段のキツさに体重大幅増加と運動不足を嘆く。

しかし、景色に圧倒された。

来てよかった〜

天気はどんよりだが、雨じゃなくてよかった。多少の蒸し暑さはあるけれど、時折風もあり、とっても空気がいい。

 

黒部湖の駅は、ひんやり洞窟の中にいるように感じた。

色々な乗り物に乗り継ぐのが楽しい〜

大観峰で次の乗り物の時間を気にしながらも景色に圧倒され、気分良くその場を離れようとしたら、某国の青年に「写真撮ってください」とお願いされた。

コロナ禍だし、他人のカメラ触るのイヤだなぁ…と思いつつ、1枚くらい撮ってあげるかーっと思っていたら、「まずは、アレが写るように横で1枚、次は縦にしてなんたらかんたら〜」っと写真撮るのを了承する前から注文が多くて笑った。

腕時計にチラリと目をやるそぶりを見せたら、「あっ、急いでる?じゃあいいですー」っとなかなかの気遣いを見せてくれて助かった。

一応「ゴメンね〜」と言ってその場を離れた。

 

ワタシが撮りたい写真は景色とキミ(ドラ氏)だけだ。の画 その1

ワタシが撮りたい写真は景色とキミ(ドラ氏)だけだ。の画 その2

 

 

バスの車窓から慌てて撮った雪の大谷☃️

7月初めまでは、観光放水も雪の大谷も見られてお得と知る。

 

雪の大谷を過ぎると、立山黒部アルペンルートもラストスパート。

そんなこんなで旅の記念に立山駅を激写。

しかし、後で見返したら、立山駅の文字部分に白い鳥のようなモノが。

気付かず飛んできたゴミ袋でも写ってしまったのか。

雷鳥の里を買ったお礼に飛んできてくれた幸運の白い鳥だと勝手に思うことにした。

昔から修学旅行先で、楽しかった時ほど心霊写真っぽいの撮れがちなのは気のせいと思いたい。

心霊写真じゃないことを祈るー🙏

 

 

その後、立山駅からは長閑な列車に揺られ、ぼーっとしている間に寝る暇もなく電鉄富山駅に到着。

立山黒部アルペンルートを無事制覇。

 

しかし、今回の立山黒部アルペンルート、ぼっち旅行のはずが、なんだか団体旅行に付いていく馴染めないぼっちの気分も味わった。

乗り物の乗り継ぎ時間がほぼ決まっているせいか、効率的に周るには必然的に最初から最後まで同じ人間のグループになりがち。

 

まあ、でも楽しかった。

何せ、あの景色は壮大で、本当に行って良かったと思う。

 

そんなこんなで、富山駅鱒寿司を買おうか最後まで悩みつつ、なんだかんだ買わず、サンダーバード内で食べたのは、雷鳥の里とじゃがりこ

↑写真のドラ氏も美味しかったらしい顔。

 

1日目の最終目的地である京都では、念願の東洋亭へ。

久しぶりに食べたベイクドポテトと百年カレー🍛

美味しかった〜

 

都シティ近鉄京都駅も快適で、満足な一日を終えることができた。

 

明日の京都ミッションにつづく。

 

 

広島・宮島・瀬戸田・尾道 1泊2日 こなしきれなかった旅〜2日目〜④福山→広島空港→羽田空港

JR山陽本線尾道から福山へ。

16時前に福山に到着。

 

福山から広島空港行のバスは16:35発。

時間がかなりあるので駅前のデパートで暇つぶし。

 

ようやくバスが来て、乗り込んだ。

バスに乗り、福山を去ろうとすると、急に天気が良くなった。晴れ渡る青空というやつだ。

旅の終わりに晴れるとは。

広島空港には予定通り17:40に到着。

 

広島空港では、やっぱりお好み焼きを食べようとみっちゃんへ。

ここでも肉玉そばの肉なしを注文。

 

空港のみっちゃんのお好み焼きは鉄板に熱々で出されたので、そばがカリッとして特に美味しかった。

キャベツたっぷりで最高!

 

 ボリュームはあったけど、ペロリ。

美味しかったー。

 

空港のお土産屋さんで、もみじ饅頭をいくつか購入。あとはドラえもんカープソックス。

 

そして広島空港(20:20)発→羽田空港(21:45)着のANAに乗り込んだ。

予定通り帰路についた。

 

雨の中の2日間の旅だったが、欲しいもの、食べたいものの欲は満たされた。

 

宮島の鳥居⛩とロープウェーからの景色、そして尾道の猫🐱という旅の目的は果たせなかったが、こなしきれないのもワタシの旅らしい。

 

旅が終わるとすぐに次に行きたくなる。

次はどこへ行こうかな。

 

広島・宮島・瀬戸田・尾道 1泊2日 こなしきれなかった旅〜2日目〜③尾道

瀬戸田港でしばらく待っていると、尾道行の船の自動アナウンスが。

相変わらず誰もいない。

 

船はいくつか停まっているけれど、どれだろう?っと歩き周っていると、それらしき船がやっきた。

 

無事に11:20発の尾道行の船に乗り込んだ。

割と小さめな船で、乗客は私1人。

運賃は船内で直接手渡すシステムだった。

 

約40分ほどで尾道港に着いた。

 

雨は本降り。

時間はちょうど12時過ぎだったので、

何か食べたい思い尾道U2へ向かった。

 

あー私が好きな感じのカフェだぁ☕️

っとさっそく美味しそうなパン🍞を購入し、

窓際の席へ。

 

本日1食目。雨の中でも蒸し暑さがあり、なんだか生き返った。

とっても美味しくて、満足。

店員さんも感じが良かった。

目の前の海の光景はとても心地良かった。

晴れていたらもっと素晴らしいのだろう。

 

しばらくボーっとしていたが、雨は止まないので、とにかく次の目的地に向かうことにした。

 

瀬戸田に比べて、まあまあ観光客はいるようだが、それでも少ない。

梅雨時期は、サイクリストも避けるということか。

 

駅前を通って、商店街を歩くと、なかなか風情な情景が広がった。

事前リサーチ済みのお店を見つけて、なんだかうれしくなったものの、お腹がいっぱいなこともあり、とりあえず千光寺ロープウェー乗場を目指した。

 

その頃になると、雨も止んで、少し晴れ間も出てきたので、ロープウェーからの光景は尾道の街や港を一望出来てなかなかだった。

束の間の雨上がりで、頂上からもなかなか素敵な景色が見渡せてよかった。

ロープウェーは片道だけ使い、帰りは徒歩で降りることに。

テキトーに歩いていたら千光寺に着いた。

ロープウェーに一緒に乗ってきた人はちらほらいたけれど、千光寺にはまだ誰もいず。

 

すると、お守り売場の方からおばあさんが顔を出して「こっちいらっしゃーい」と。

どうやら私に言っているらしい。

おばあさんがとびきりの笑顔だったので、なんだか断り切れず、気恥ずかしくもなりながら

こんにちわぁーっと。

 

お守り売場の隣でまずはお参り。

おばあさんは

「ようこそお参りくださいました」みたいなことを言いながら鈴のようなものを鳴らしてくれた。

(旅から時間が経ち過ぎて何を鳴らしてくれたのかうろ覚え。)

 

どこから来たのー?

とか雨は残念ねぇとか色々話かけてくれた。

とても感じのいいおばあさんだったが、なにせコミュ障なのと、話が長くなるのが苦手なので軽く返事をしつつ帰ろうとしたら、

「あなたのご両親が健康で長生きしますように、この瓢箪のお守りがいいわ。」

「あとは、こっちの縁結びのお守りもおすすめよ。」

っと言われたので、なんとなく見てみたら、緑の瓢箪のお守りがかわいくて気に入ったので購入。

「今日は天気が悪いけど、晴れた時にまたいらっしゃい」と飛びきりの笑顔で言われた。

また来まーす。ありがとうございましたぁ。

と言って千光寺を後にしたのだが、

なんだかすごく心が温かくなった。

 

後でネットで調べたら千光寺の名物おばあさんだったらしい。

彼女がお勧めしてくれた縁結びのお守りを買うと、願いが叶うとか。

せっかくお勧めしてもらったのに買わなかったワタシ。

自分で縁を遠ざけた気分だ。

ワタシにはそういうところがあるのだ。

素直に従わずに損したことが、過去に何度もあった気がする。

 

そういえば、猫のお寺で有名な世田谷の豪徳寺を訪れた時も、そこの名物ガイドさんぽいおじいさんに声をかけられて、

「またいらっしゃい。今度は彼氏といらっしゃい。」などと言われたこともある。

なんだか周りがワタシのご縁を心配してくれているようにいつも感じるのだが、寂しそうなオーラが出ているのか、少し心配になった😆

千光寺を後にすると、また雨がポツリポツリと降り出した。

そんなわけで、地図を見ながら下山するのも面倒で、テキトーに歩いていたら、ロープウェー乗場にあっと言う間に着いてしまった。

尾道での目的の一つに、美術館と猫をたくさん愛でるというのがあったのに、なんと猫には一匹も合わなかった。

猫はみんなどこかに雨宿り中だったもよう。

 

ま、しょうがないかぁと商店街の方へ戻る途中、蒸し暑さで体力が消耗していたので、レモネードを飲むことに。ついでに焼きたてレモンケーキもすすめられたので、購入。

 

店内で、ようやくゆったり、ほっとしたのも束の間、店員の女性がやたらと話しかけてきた。

観光ですかー?

どこ行ってきたんですかー?

どこから来たんですかー?

何たべましたー?

尾道ラーメン食べましたー?

食べてない?ってことは、今から食べなきゃですねー。

っと。怒涛の質問攻め笑

こっちは、疲れているのであまり話したくなく、まったりしたくて適当に返答していたが、次から次へと話してくる。

心地よい空間とは言い難く、なんだかものすごく面倒になって、レモネードを持ったまま、ありがとうございましたぁ。

っと早々と出てきてしまった。

 

話したかったのだろうけど、ワタシはちょっと苦手だ。こういう時、とても申し訳なく感じる。相手は悪くない。ただ波長が違っただけ。

 

なんててきとーなことを思いながら、レモネードを片手に商店街をゆっくり歩いて駅に向かった。予定より早かったが、広島空港でゆっくりしようと、15時すぎの電車で福山に向かい、尾道を後にした。

 

 

 

広島・宮島・瀬戸田・尾道 1泊2日 こなしきれなかった旅〜2日目〜②瀬戸田

瀬戸田港到着の時点でAM9時すぎ。

 

しかし、人がいなさすぎて逆に居心地が悪い。

梅雨時の平日の朝の旅行者の少なさに今更ながら気付く。

 

とりあえず港の周りをぐるりと見渡すと、瀬戸田港近くの新しくできたSOIL SETODAの方から人の声がした。

どうやら、観光客は朝食の時間らしい。 

観光客がちゃんといることに妙な安心感を覚えた。

 

なにはともあれ尾道行の船は11:20発なので、約2時間、瀬戸田を満喫することにした。

 

 まずは、雨が降らないうちに屋外展示の多い耕三寺美術館に行ってしまうことに。

 

しばらく歩くと、最近できたAZUMI SETODAが見えてきた。

確かアマン創業者が手がけていたような。

 

最近多いな。。っと思いながらしおまち商店街を歩いていくと耕三寺が右手に見えてきた。

 

早速中に入って、散策。

 

初代住職が母親の菩提寺として昭和11年に建立したお寺だという。

 

 

私は旅行前に、行きたいところを割と念入りにリサーチするので、実際に行くとそれほど感動しないということが多々ある。

 

なので最近は、感動したい時はなるべく事前リサーチしないように、、を心掛けているのだが、それでも旅行の計画を立てるのが好きなせいか、実際行った人のブログやVLOGなんかを行く前にやはりたくさん見てしまう。

そこで見事な写真があったりすると、その時点で大分感動しているので、逆に実物とのギャップで、こんなもんかぁっとなることしばしば。

 

今回もなんやかや耕三寺情報はリサーチ済。

故に、実際に行った感想としては、割と広い。それなりに立派。古さは感じるけれど、歴史を感じると言うと、当然だろうが京都や奈良のその比ではないと言った感じか。

 

とにかく、今にも雨が降りそうな天気、庭掃除や剪定の職人さんがお仕事中で、ゆったり観るのはなんだか気が引けて、早歩きで周った印象が強い。

 

とはいえ、千仏洞入口を見つけたので、入ってみた。

一人で入ると、細長い道はなんだかとても長く感じて、出口を見つけた時はホッとした。

出口の救世観音大尊像は見事だったが、写真を撮り忘れた。そんなもん笑

 

狭い空間から出て来たせいか、なんだかすぐにでも未来心の丘に行きたくなった。

まるで人間の心情を巧みに操作された演出に乗っかってしまったような気分になった。

 

未来心の丘はなかなか良かった。

景色も、空間も。

解放されたぁ〜っとなんだか心地良かった。

もやっとした気持ちが晴れた気がした。

 

良い気分のまま、耕三寺博物館を後にした。

すると、雨が降って来た。

先に見学してよかったーっと思い、次の目的地である平山郁夫美術館へ向かった。

 

平山郁夫美術館は、私にとって結果的に、瀬戸田で一番来てよかったーっという場所になった。

なのに、1枚も写真を撮っていない。

雨が降ってきたせいで、外観を撮るのが面倒になったのと、中の作品は、写真OKなものもあったので撮れたはずなのに、結果として目に焼き付けただけ。

どの作品も素晴らしくて、どれを撮るべきか迷ってしまったと言うのもある。

特に、幼少期に描いた作品には感動してしまった。その頃からすごい才能。

そして、期間限定で展示してあった、無言館(長野県上田市)収蔵の2名の作品。

これは、以前無言館を訪れた時にも感じたが、言葉にならないものがあった。

 

館内も作品も外観も素晴らしかったが、館内カフェで販売していたあじば農園の無添加🍋レモンケーキがとても美味しかった。

 

なのに、写真撮り忘れ。

 

カフェの🍹ドリンクメニューもすごく素敵で惹かれたが、乗船時間も迫ってきていたので、パスした。

 

またしても肝心な写真を撮り忘れる。

これがまさに私のこなしきれないポンコツ旅たる所以。

 

道に迷うことなども想定して、足早に瀬戸田港を目指した。

時計を見ると、尾道行の船の乗車時間まで大分余裕があった。

カフェで十分ゆっくりできたことに今更気付く。

 

そしてまた、三原港の時と同じように、ぼーっと船の到着を待った。

この時点で、瀬戸田港の乗客はどうやら私1人。

無機質すぎる空間の中、早く次の目的地、尾道へ行きたくなった。

 

つづく

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広島・宮島・瀬戸田・尾道 1泊2日 こなしきれなかった旅〜2日目〜①広島から三原そして瀬戸田港へ

2日目の朝も早かった。

 

とにかく行きたい場所を早目に周って後でのんびり。

これが私の旅のやり方。

もう少しゆっくりすればよかったなぁと思うことも多いけど、早目に行動したおかげで電車やバスの遅延にも逆に対処できたりすることもあるので、プラマイゼロということにしている。

 

しかし、快適なホテルライフだったせいか、とっても気分がいい。

ケチって優良の温泉(私のプランは素泊まり)にも入らなかったけれど、部屋のシャワーで十分疲れは取れた。

 

部屋のカーテンを開けると、雨は降っていないが、どんより曇り空。

景色が良かったので、早朝の部屋からの眺めを撮ってみた。

しかし、素人故に部屋のテーブルや私らしき人物等が窓ガラスに反映されていたため、UPは断念。

 

そんなわけでグランドプリンスホテルの無料バスで広島駅へと行きたいところだったが、早朝の運行はなかったので、路線バスで広島駅へ向かうことに。

ランドプリンスホテル広島(6:36)発→広島駅(7:18)着だとスケジュール的にバッチリ。

2日目は、三原経由で瀬戸田港→尾道→福山→広島空港→羽田空港といった予定。

 

ランドプリンスホテルから広島駅への路線バスは早朝にも関わらず、平日だったせいか、通勤通学の人が途中で結構乗ってきた。

昨日通って来た道をほぼ引き返す形だったが、元宇品から広島駅までは同じ広島市内でも大分様相が違っていたので、その景色を見ているだけでも楽しかった。

 

ほぼ時間通りに広島駅に到着したが、その頃には大雨だった。

乗車予定の新幹線は(7:26)発の岡山行(ひかり)。

意外と時間がないことに気づき、足早にホームへ。

無事に乗れたけれど、指定席車両から自由席車両まで車内をひたすら歩いた。

自由席は通勤で使っているであろう人が多く、空いている席を探していたら大分歩いた気がする。

そんなわけであっという間に三原駅に到着した。時間通り(7:50)着。

 

そこから徒歩で三原港へ。

雨はまだ少し降っていたものの、大分マシになって来ていた。

三原駅も歴史がある街のようだった。

駅のすぐ側には三原城跡があり、三原港で大分時間が余ったのでゆっくり観てくれば良かったなぁっと後になって思った。写真も撮れば良かった。

何せせっかちなので、ひとり旅だと、間に合わなかったら〜っとつい考えてしまい、早めに行動してしまう。

 

三原港へは8時頃には着いてしまった。

三原港発瀬戸田港行きは8:35発。

随分時間が余ってしまった。

案の定、誰もいない。

人が少ないのは割と好きだが、知らない土地であまりにも人がいないと少しだけ不安になる時がある。かといって誰かに話しかけられたいわけでもない。

適度な世間話は嫌いじゃないが、長くなりそうな世間話は結構苦手だ。

どちらかというと初対面は得意だが2回目は苦手という、2回目コミュ障だと思う。

 

そんなくだらないことを考えながら、

とりあえず券売機で切符を買ってみた。

 

いつもは目の前が海だと、わぁ〜っとなって時間が経つのも忘れそう、、なはずなのだが、この日は生憎の雨まじりの曇り空で、平日だったせいか、港が普段の生活の一部といった感じで、なんだか次の目的地へサクッと移動したい気分だった。

のどかでとても良い場所だったのだが、この日の私は、もうちょっと観光客気分を味わいたかったようだ。

 

仕方なく港の外のベンチでぼーっとしていたら、少し年配の女性がやってきた。

「切符ってどこで買えばいいんでしょうか?」っと聞かれた。

また、地元の人と思われたのだろうか笑

私は、旅行者にしては荷物が割とコンパクトなのと、普段着のせいか旅行中とはあまり思われていないのかもしれない。

「券売機で買えるみたいですよ〜」っといつも買ってますみたいな雰囲気で答えてしまった。

 

船に乗るの、一人じゃないんだ〜っとなんだか心強かった。

まもなく瀬戸田港行の船が来て、私を含め3人乗船した。

しかし、瀬戸田港まで行くのは私だけだった。

あとの二人は途中の港で降りてしまった。

どうやら観光客は私だけだったらしい。

 

瀬戸田港に着くと、乗務員のおじいさんが、船着場に着くやいなや、

ビットにロープをかける前に、

「飛べる?」っと言って来たので、

「はい」と言って、船からひょいと降りた。

「ごめんねぇ〜」っと言われた。

なかなか面白い体験ができた。船に慣れている人ってこういう感じなんだろうなぁっと。

しかし、マスクをしているせいか年配の人には軽快に動ける若者と思われている節がある。

若い子には腰に爆弾を抱えたおばさんということはモロバレなのだが。

 

無事に瀬戸田港についたわけだが、瀬戸田港も、平日のせいか、全然人がいなかった。

見どころはいっぱいあるし、新しいホテルもできたはずだけど。。。

っと思いながら、島の中心部へ向かうことにした。

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

広島・宮島・瀬戸田・尾道 1泊2日 こなしきれなかった旅〜1日目〜③あなご飯とお好み焼きとグランドプリンスホテル広島

平和公園を後にした私の次の目的地は、三越

どうしても食べてみたいアレをゲットするため。

原爆ドーム前の電停まで戻って歩くのが面倒だったので、なんとなく、勘で歩いてみることにした。多分こっち!っと適当な勘で。

スマホでちゃんと調べればいいものを、相変わらずの大雨でスマホを見るのも面倒でなんとなくに頼ってしまった。

案の定、逆方面を歩いていた。

なんかおかしい!って気づく勘だけは割と優れている。

気付いてよかった。大分歩いたけれど、三越に無事に辿り着いた。

そして、ゲット。

うえののあなご飯(ミニ)。

パッケージもなかなかよかった。捨てるのが勿体無いくらい。

ホテルで夜食に食べたら、なかなか美味しかった。

通販であなごと椎茸のちらし寿司とか黒米寿司とか売ってるみたい。

食べてみたい!今度買おう。

無事にあなごめしをゲットした後に、向かった先は、広島駅。

みっちゃんのお好み焼きを食べたい!っと駅ビルへ。

この時、16時頃。ちょっと早めの夜ご飯第一弾。

この旅初のまともなお食事😋

 

食券売場で定番のはどれかなぁっと迷っていると、後ろに視線を感じた。2人ほど待っている。

待たれるのが大の苦手な私は、お先にどうぞっと順番を譲って、後ろでゆっくりメニューを見ることに。

これが定番かぁっと思っていたら、順番を譲った2人目の出張中っぽい人が、

「おすすめはどれですか?」っと私に聞いてきた笑

こんなに食券買うのを迷っている観光客感バリバリの私を地元民と思ったのだろうか笑

「いやぁ。私もよくわからなくて」としか話さず。コミュ障一人旅を満喫させてもらった。

 

食券で定番の肉玉そばを購入し、店員さんに肉なしを注文。

こういうお肉が苦手な私にはありがたい。

念願のみっちゃん。

ソースは元々少なめなのか、お好みで自分で追いソースするらしい。

私は、わりと薄味好きなのでソースもマヨも追加せずそのまま。

あっさりさっぱりなので、量は多かったけれど、ペロリと食べられた。

キャベツたっぷりの広島のお好み焼き。念願のみっちゃん。気に入った。また食べたい!

 

程よく満腹になったので、食休みがてら、お土産を物色。

これまた念願の揚げもみじや、生もみじ等、美味しそうな紅葉まんじゅうをいくつか購入。

食べる前にホテルで写真を撮ろうと思ったのに、忘れた。

 

そんなこんなで、18時すぎに新幹線口から、無料バスでグランドプリンスホテル広島へ。

自由時間を満喫していたであろう、どこかのツアーの人たち数人と同じバスになった。

 

ランドプリンスホテル広島は、元宇品にある。

宇品港(広島港)は日清戦争から第二次世界大戦までは、陸軍の補給港として軍事的役割の強い港だったらしい。

私も勉強不足なので、家にある「暁の宇品」を読んで理解を深めようと思う。

 

目の前は海なので、絶景だった。窓からの景色が綺麗な海というのは実に気分がいい。

広島は歴史がありすぎて、この絶景も戦時中はどう映っていたんだろう。等と考えてしまった。

 

広島の旅は、美味しいもの、世界遺産、素晴らしい景色等、楽しいものもいっぱいだけれど、悲しい歴史もたくさんあることをいつもどこかしら胸に刻みながら過ごすことにしている。

そして日々感謝。旅をすると忘れがちなことをなんとなく思い出させてくれる気がする。

 

そんなこんなで1日目、広島、宮島をめぐる旅は終了。2日目に続く。

 

広島・宮島・瀬戸田・尾道 1泊2日 こなしきれなかった旅〜1日目〜②広島市内(原爆ドームと平和記念資料館)

そんなこんなで、広電宮島口からのんびりと広島市内を目指した。

生憎、雨は上がっていないし、朝も早かったし、せっかくなので、のんびりお昼寝しながら市内に向かうことにした。腰に爆弾を抱えているため、あんまり無理せずこなす。

約50分かけて、原爆ドーム前に到着。雨、止んでない。

原爆ドームの見学は、もう3回目かな。最初に観た時は修理中だったけど、今回はじっくり観察できた。とはいっても結構な雨風だったので、足早で観た。なので写真は撮ってない。

しかし、いつみても考えさせられるものがある。昨今の世界情勢を鑑みても、絶対風化させてはいけないものであると改めて感じた。

原爆ドーム見学後、これも3回目位の平和記念資料館へ。

 

前回来た時は、東館が工事中で入れなかったので、今回は是非行っておかなければと思って再訪。平日だからゆっくり見学できるかなぁっと思っていたら、修学旅行生でいっぱいだった。

館内もごった返していて、さらにおしゃべりもすごかった。

館内って静かに見るものではないのかなぁ。むしろ、今は議論しながら(おしゃべりしながら)周るのが主流なんだろうか?

昔は、ガイドさんの話を静かに聞きつつ見学するといった感じの修学旅行だった気がするけれど、今は違うのかな。

いろんな意見を言いながら見るのも、ある意味有りなのかもしれない。

 

なんて色々思いながらも、コロナ禍だし、密すぎるので、足早に周って資料館を後にした。

しかし、前回観た時より、展示物が増えているような気がした。

写真も、リアルなものが増えた気がした。

何回観ても、慣れない。というか慣れてはいけないからこその展示なんだと改めて感じた。

 

資料館を出た後に、元安川沿いを歩いた。いつ来ても考えさせられるものがある。

改めて平和のありがたさを感じつつ、次の目的地へ向かった。